みなさまお久しぶりです。
ドマステ再演決定以来のブログですね。
そう、
ドマステ再演が再配信されました!!!!!
嬉しすぎて泣いた。
期間限定配信とのことなので気になっている方はぜひお早目のご視聴を!円盤化の予定もなさそうです。ドウシテ……。
ご購入はこちらから↓
https://tv.dmm.com/vod/detail/?season=cnpduuwm8ras8z8sedvp2nugu
詳しくはドマステのX(旧Twitter)アカウント等をご確認ください。
……とは言っても、ドマステは舞台後半が全く異なる内容で6種類ある特殊な舞台。
どれから観たら良いのか悩み、この場末のブログにたどり着く奇特な方もいらっしゃるかもしれません。
本投稿では、独断と偏見で私が思う各ルートの魅力をお伝えします。という体の推し作品語りです。
※ここから先は原作ならびに舞台の微ネタバレが含まれますのでご注意ください。
とても大事なことですが、どのルートでも主人公の蒼葉が受けです。
受けがわからない方はお手数ですが調べてくださいm(_ _)m
今回ミズキのルートはないのですが、ミズキが気になった方は(どのルートでも活躍しますが強いて言うなら)ウイトリルートか蓮ルートがおすすめです。
X(旧Twitter)にたくさんレポがあるので、気になったルートは
「ドマステ 〇〇(各ルートの名前)」
でパブサしてどんな内容かチラ見するのもおすすめです。
◎紅雀ルート
再演はとりあえずこれを観ておけば間違いないです。
再演で主役を務めた土屋さんと、初演から続投の小波津さんの作り上げた紅蒼の雰囲気が最高すぎた。
再演初日が紅雀ルートで、私も観劇したのですが、初演と演出がほぼ変わっていないにもかかわらず、別物に見えて衝撃を受けました。
紅雀は蒼葉より年上の幼馴染みなのですが、再演は蒼葉の弟感がすごい。
ルート分岐前から紅雀への信頼を感じる振る舞いの蒼葉に対し、それが当たり前かのようになんのてらいもなく気さくに接する紅雀。
幼馴染み強えぇーーーとわからされます。
体格差もエグい。紅雀の腕にすっぽり収まる蒼葉が観れます。
竜峰というこのルート限定の癖が強いキャラクターが出てきてそこも見どころのひとつです。竜峰好き。
初演の紅蒼を観た方はまた違った紅蒼でより楽しめると思います。
個人的に、初演の蒼葉は紅雀が本土へ渡った期間を加味した距離感を感じましたが、再演の蒼葉は離れた期間があったとしても紅雀を心のどこかで頼りにしている年下感がすごく可愛かった。前半で紅雀にちょっと怒られ気味なときのしょげてる蒼葉を見てほしい。本当に可愛いから。
◎ノイズルート
年下攻めです。
他ルートと比べ、ノイズと蒼葉の関係性の変化に描写の重点を置いたストーリーになっています。
ストーリーの都合上、前半で出た様々な問題がよくわからないまま物語が終わりそうだけど良いの?と感じるかもしれませんが、そんなことよりノイズと蒼葉の行く末を見守る方が大事じゃいという気持ちになるので問題ありません。(?)
投稿主はノイズ役の富園さんの演技が好きです。蒼葉に対する気持ちが少しずつ変化する様子を繊細な演技で表現してくださいました。
土屋さん演じる蒼葉は、一生懸命年上ぶろうとしつつ年下のノイズに振り回される姿が可愛い。
後半、蒼葉が(絶対ノイズのこと好きじゃん……)と丸わかりな恋してる表情になっていくのがすごく可愛いです。
初演とはまた雰囲気が違う二人になっているなと感じたので、初演のノイ蒼を観た方はより楽しめると思います。
◎ミンクルート
体格差が一番エグい。
他のHAPPYENDルートと比べると、比較的ハードな内容です。
内容はハードなんだけど、個人的には落ち込んだ時に観たくなるルート。
戦闘シーンや葛藤するシーンが多いので胸が熱くなる。
初見の時はただただ演出やストーリー展開に圧倒されましたが、観劇を重ねるごとにミンクさんの生き様に思いを巡らせるようになり、胸にグッと来るものがありました。
直接的な性描写が苦手な方は要相談かも。
主役の土屋さんがご挨拶かアフタートークで仰っていた、「ある意味片思いで終わる」というミンクルートの解釈が印象的に記憶に残っています。
何故なら、原作未履修で初演のミンクルートを初見した時の私も同じ感想を抱いたから。
個人的に、他のルートよりも蒼葉からの矢印が強く出ているような印象を受けるルートです。
ミンクルートも、土屋さん演じる蒼葉の年下感がうまくはまっていて満足感がえぐいです。なんなんでしょうねあの可愛さは。
◎クリアルート
投稿主の推しルートです。推しルートだから観てほしいけど人を選ぶ気がする(泣)
泣けます。笑えます。
クリアは常にガスマスクを着けて顔を隠している不思議ちゃん。他ルートでは見られないクリアちゃんのお顔がこのルートではなんと…!?
不思議ちゃんが好きな方におすすめ。
アドリブが多いのが特徴のルートです。
クリア役の山縣さんは原作をよく読み込んで原作ファンが喜ぶようなアドリブを入れてくれます。有難い。
初演と再演でクリアちゃんの演技が少し変わったので、初演を観た方も違う印象を受けると思います。再演では終盤、泣くつもりなかったシーンで思いがけず涙がこぼれました。
(投稿主は初演、再演どっちのクリアちゃんも大好きです!!)
クリアと蒼葉が想いを重ねるシーンが綺麗なのに生々しくて好きです。
クリアちゃんの選択を見届けてあげてください。
生きるって、死ぬって、どういうことだと思いますか?
◎蓮ルート
色々な謎が解き明かされるルート。物語の展開スピードは一番速く感じると思います。
蒼葉が好きorこれから好きになりそうな方は観たほうが良い
蒼葉が自分自身と戦い、苦しむシーンが見どころです。
蓮役の方の兼ね役が多いのもこのルートの特徴。次々と別人を演じる姿に目が耳が離せません。
初演と再演で異なる印象を一番受けたのはこの蓮ルートでした。
初演は蓮と蒼葉が、再演は○○ちゃん、○○様、蒼葉が(セルフ伏字)強く印象に残りました。
台本はほぼ全く同じなので、演じる方やその場の空気感が違うと何もかもが違って見えるんだなということを実感しました。
前述の4ルートで蒼葉と結ばれたキャラクターにも活躍シーンがあります。
キービジュアル等を見て白い服に黒い帽子の儚げなお兄さんが気になった方は観たほうが良い。
◎ウイトリルート
再演から追加になったルートです。
6ルート中唯一のBADENDです。
内容的に正史(?)からは外れるので、他ルートのHAPPYENDを観てからこのルートを観るのがおすすめ。
救いがないお話が好きな方には強くおすすめできます。
HAPPYENDが好きな方にはとてもじゃないけどオススメできませんが、刺激的なので見る価値はあると思います。
正直、ウイトリルートが再演で一番度肝を抜かれました。
原作が18禁なだけあって、舞台版でも全ルート共通の前半から刺激的なシーンが存在する本作ですが、
初演と比べると再演の前半部分は(服のたくし上げがなかったり)多少マイルドになったなと感じるシーンがありました。
なので再演にあたって、少し過激さを減らした演出に変えたのかな?と思いながら観劇していました。
ウイトリルートを観るまでは。
私見ですが、ウイトリルートの救いのなさを際立たせるために他ルートの過激なシーンの演出が控え目になったのかもしれません。(個人の感想です)
それくらいウイトリルートはやばいです。やばいです。
ルート分岐のゾワゾワを味わってほしいので、できれば蓮ルートの後に(もしくは前に)観てほしいルートです。
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最後に追記したいのは、主役の蒼葉を演じた土屋さんについて。
諸事情により急遽、代役として主役の蒼葉に成り板の上に立ってくださいました。
初演から続投の役者さんが多い中、BLというジャンルや6冊の台本と1番向き合ったと言って差し支えないと想像しています。
どのルートでも誰かを愛する(誰かから愛される)結末に向かう作品だからこそ、血の通った人間同士が演じることで、誰が演じても同じ内容には決してならない。
演劇とは得てしてそういうものなのかもしれませんが、ドマステはことさらにそういった側面が強く出る作品だなと今回の再演を通して感じました。
だからこそ、土屋さんなくしてあの再演はなかった、と個人的に感謝の気持ちでいっぱいです。
ドマステが大好きすぎて(人を選ぶ作品であることは承知しつつも)いろんな方に刺さってほしいなと願っております。
いろんな方にみてほしすぎて配信を買う前にこのブログを書いている。
なので半年前の観劇の記憶だけでこの記事を書いています。
限界オタクです。
余談ですが投稿主は本公演を全通しました。とんでもねぇ最高のGWでした。お疲れ様でした。